THELUCIとは
THELUCI (テルチ)は、特定の海外メーカーやブランドの代理ではなく、
素材そのものを基準に選定するための部門です。
海外からの輸入材、国内で育った国産材。
産地や名前にとらわれず、
「どの環境で、どう使われるべきか」という視点から素材を見極めています。
無垢材は、使い方次第で良くも悪くもなる素材です。
だからこそ、私たちは性能や見た目だけでなく、
背景や性質まで理解したうえで、最適なかたちで提案しています。
THELUCI は、ブランドを売るのではなく、
素材の可能性を引き出します。

CONCLUSION MARRONE(コンクルシオン・マローネ)

この素材が持つ力
コンクルシオン・マローネは、ポルトガルが長年培ってきたコルク外壁の伝統を、現代の建築素材として再解釈した革新的な素材です。
ポルトガルでは、コルクは古くから外壁材として使われ、気候変動や湿気、紫外線にさらされる環境でも高い耐久性を発揮し、人々の暮らしを守ってきました。
このコルクの特性を活かしながら、薄さと加工性を両立させる特殊な処理技術により、従来のコルク外壁では実現できなかった軽量で扱いやすい製品を開発しました。
ポルトガルでの開発過程には、弊社代表も参加し、素材の検証・改良に直接関わっています。
この経験を通じて、素材の可能性とコルクが持つ力を、私たちは身をもって理解してきました。
コンクルシオン・マローネのもう一つの魅力は、時間とともに表情を変えていくことです。
コルク本来の色味は、日光や風雨にさらされることでやわらかく深いトーンへと変化します。
これは単なる経年変化ではなく、素材が環境と対話していくプロセスの証です。
使い込むほどに表情を深め、建物全体に豊かな時間の重なりを刻みます。
コルクの持つ優れた断熱性・防水性に加え、色の変化すらも魅力に変える素材として、
コンクルシオン・マローネは家や空間を、単なる建築ではなく生活の一部として育てていくための選択肢となります。
私たちは、この素材が持つ歴史・性能・そして時間とともに深まる美しさに共感し、取り扱いを始めました。



焼杉

この素材が持つ力
焼杉は、木材の表面を火で焼き、炭化層をつくることで耐久性を高めた、日本の伝統的な外壁材です。
火を通すことで木の表面は炭化し、防腐性・防虫性・耐候性を備え、屋外という過酷な環境から建物を守ります。
製造工程では、木の状態を見極めながら火入れを行い、炭化の深さを調整します。
単に黒くするのではなく、外壁として必要な強さと、素材としての表情を両立させるための工程です。
焼杉外壁の魅力は、性能だけではありません。
炭化によって生まれる深い黒と木目の陰影は、光の当たり方によって表情を変え、建物に静かな存在感を与えます。
経年とともに色味はやわらかく変化し、時間を重ねること自体がデザインになります。
近年では、日本の伝統技法として海外でも高く評価され、
モダン建築や自然素材を活かした外壁として、ヨーロッパや北米を中心に採用が広がっています。
焼杉は、塗装に頼らず、素材そのものの力で外壁をつくる選択肢です。
長く使い続けることで価値が深まる、自然素材ならではの外壁材です。





複合フローリング

この素材が持つ力
複合フローリングは、安定性のためだけの素材ではありません。
THELUCI が扱う複合フローリングは、表層に 1mm の単層無垢材を用いています。
それは、木を薄く使うという選択であると同時に、木の価値を広げるための選択でもあります。
希少性の高い樹種や、本来であれば高額になってしまう木材も、
1mm という厚みであれば、より多くの人が手に取ることができます。
木を贅沢に使うことが、必ずしも正解ではありません。
必要な分だけ、適切な形で使う。
それは、資源を長く使い続けるための、現実的な考え方です。
もちろん、構造による安定性も重要です。
反りや伸縮を抑えることで、床という日常の中で、木の表情を安心して楽しめる。
THELUCI は、木を特別なものに閉じ込めず、日常に解放するための素材として、
複合フローリングを提案しています。

